共に老いる 2007/09/17 (Mon)

暑かったり、涼しかったり、
天候に左右される「やわな体調」を
最近、持て余し気味の私です。

朝方にトイレに起きると、ふらついて、
ちょっと恐かったと言ったら「起こしていいよ」と
おやさしい言葉、、、だと一瞬思ったけれど、
私の後で、いつも自分も行くから、同じことじゃん！
言ってもらえるだけ、シアワセじゃないの？、、、ハイハイ。

本当に介護が必要な日の為に、お互い練習しときましょうネェ〜

手の表情 2007/09/08 (Sat)

病院の待ち合い室や、地下鉄の中、
スーパーや、信号待ちの歩道で、
「おいしいご飯を作りそうな手」をみつけると、
なんだかちょっと、嬉しくなってしまう私です。

ちょっとくたびれ気味だけど、
決して汚れているわけではなく、働き者で、エステやネイルなんて無縁そうな手。

それぞれの台所に、生活や人生があって、
誰かを喜ばせたいと作るものは、きっとおいしいに違いないと思うのです。

まるで不倫相手？ 2007/08/31 (Fri)

なかなか実家に帰れない、帰らない私に、
88才の父が してきます。それも母の留守に。

一応私の体調を気遣って始まりますが、直ぐに
自分の事になり、病院ツアーのレポート開始〜
よく「ワシには話し相手がいない」と嘆くけれど、
どうして一緒に暮す自分の妻と、素直に話せないのか、
私には理解不能のまま一時間、、、母の帰宅で突然終了。

娘という役目にも、いろいろあるもんです。

合い言葉 2007/08/29 (Wed)

「いってらっしゃい〜、無事に帰って来てね」
「いってきます〜、帰ってくるまで生きててよ」

互いに離れて過ごす間に、何が起こるやら、、、
そんなあたりまえのことに気付いてから、
ゴミ袋を渡しながら、しばしの別れを惜しみます。

また今夜も、あなたの笑顔に会えますように〜
くだらない番組を見て、多少手抜きのご飯を食べて、
そして明日の朝、どうか一緒に、目覚められますように〜

通じるもの 2007/08/13 (Mon)

とっても頑固でわがままだった父が、最近は私が
しばらく行かないと、優し気に、どうしてる?
体の具合が悪いか？と、心配して電話してきます。

目の見えない母の「誰と話してるの？」
という声が、後ろから聞こえてきて、
私とわかると、後で交代してと頼んでいます。
耳の悪い父は「ちょっと待ってろ！」と怒ります。

ふたりで相談してから、かけてくればいいのに、、、
あんなに仲良しだったのに、今はちぐはぐなふたり。
見えるものや言葉がすれ違っても、「互いを思う心」を忘れないで。
ふたりで過ごせる残りの時間のために〜

パズル 2007/07/27 (Fri)

親親知らずがずっと痛くて、長く迷っていて、
調べ尽くして、新しい歯医者さんに行きました。
あぁ、もしかして、この先生に出会う為に、
私の８年間の歯科医の空白があったのか、、、
今は、そんな風にさえ思えてくるんです。

私の人生に欠けていた、いくつかのうちの小さなひとピースが、
ようやくピタリと収まったような、そんな感じ。

老後 2007/07/16 (Mon)

テーブル一杯に書類を広げて、
夫と年金や保険の計算をして、怒ったり笑ったり。
ふたりで長生きしないと、とっても損だと、
電卓片手に散々ぼやいた後で、ブレイク 〜

どうかそろって「老夫婦」になれますように〜
おじいさんのあなたを、私は見たいのです。

あと6年 2007/07/05 (Thu)

ネットで調べモノをしていて、
「彼には、53才の老母がいた」という
かなり真面目な論調の記述をみつけました。

あたしより若いのに、老母にされてる、、、
ってことは、私も老人なわけ？　ヒエ〜

確かに、老化現象はテンコ盛りだし、決して「若い」とも言わないけれど、
「老人」ってのは、せめて還暦後でお願いしたいものです。

そういうことらしい 2007/06/18 (Mon)

なんで、なんで、こんなことになるの！
どうして私って、こんな目にあうわけ？
そんなことが、テンコ盛りの人生〜

色々なことをして、色々なことがあって、
それは今から思うと、なんだかすべてが、
私の為に準備された出来事で、結局は
「耐え忍んでなんぼ」だったのかしらん？

でも、心が成熟に向かう頃には、身体は衰え始めて、、、
人生って、皮肉にもほどがあるってもんです。

ハート 2007/06/02 (Sat)

目覚めた身体に、心臓が慣れるまで、
ベッドで目を閉じたまま、ジッとしていると、
夫の手が伸びてきて、おでこをなでます。

「大丈夫、ちゃんと生きてるから〜」

なんだか、心配させてしまって、悪いけれど、、、
とても幸せなのかもしれない、こんな朝。