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〜 小さな言葉の花束が、どこかのあなたに届きますように 〜 (SINCE 2006/9)
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12/13桜
「さくら」という言葉の入った歌は、
とってもたくさんありますよね。また
「さくら」という名前の方もおられるでしょう。

高野健一さんの「さくら」という曲が、
有線大賞優秀賞をとり、昨夜放送がありました。

死んでしまった「さくら」という名の犬への
愛情一杯の思いが込められた絵本があり、
高野健一さんが、作詞作曲されて、御本人が歌われています。

私は「百万粒の涙を流そう」というラジオ番組の御縁で
この歌と高野さんを知って、とても優しいいい曲だと思いました。
高野さんのblogの書き込みには、昨夜の放送後に、激励や感動を伝える多くの中、
「子供が同じ名前で不愉快だ」という抗議がいくつかあって、
私は、そのあまりに厳しい語調に、驚き、また悲しくなりました。

生まれた子供に愛情を込めてつけた名前、、、、
それが、あるストーリーの主人公と同じだからといっても、
それぞれの道があって、同じ人生を歩むはずもないし。

ああ、もしも今からでも娘が持てたら(生物学能力的に既に不可能〜
私は「さくら」ってつけたいなぁ〜 優しい響きのいい名前。
もしも、このさくらと同じような道を歩んだとしても、
絵本や歌のように、あんなに愛されて、思われ続けて、
それは、どんなに幸せなことでしょうか〜

私には、死ぬことは、どう生きるかと同じこと。
死は、他人事や遠いものではなくて、この瞬間でさえも、
自分が生きていることと隣り合わせで、
精一杯の毎日の中で、愛し愛されて生きていくことが、人生だと思うのです。

抗議された方は、まだ悲しいリアルな別れを知らないでいられる幸せな方なの
かもしれない、、そんなこと、できればないほうがいいけれど、
生まれた時から、誰にでも確実に平等に訪れる現実は、唯一「死」だけなのです。

それを思い出す度に、私は人に優しくなれる気がするのです。

高野さんのお祝いの夜が開けて、、、、
誰もが限りある命を持っていること、どんな人でもいつか別れが訪れること、
改めて、深く心に刻みました。

きっと、高野さんはこの抗議の意見にも、心の耳をかたむけて、
そしてこれからのお仕事に、高野さんらしい形で生かされることでしょう〜

「さくら」の 試聴はこちらでどうぞ
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COMMENT

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『さくら さくら ・・・』
こんばんは、北国?から帰って来たのに、何故か寒さは変わらないような、、。
花ごころさんとは、同じ魂のカケラを持ち合わせているように、同じ内容の書き込みに悲しみをおぼえて、(同じ頃同じテーマで)記事にしたんですね。

人を思いやる気持ちの大半は、想像力で占められてると思うんです。想像力が欠如してる人が、最近多いのは、本を読んで考えることが、無くなってきているせいでしょうか? 

西加奈子さんの小説「さくら」は、一見能天気な明るい家族に起こった悲劇に家庭が崩壊しかけて、、。犬のサクラの危機が、家族の絆を繋いで最後は、ほのぼのとthe end
でも、途中犬のサクラが(花ごころさんの例の腹痛ネタでウケた事と内容が似てて)便秘で病院探しに奔走する内容から、名曲「さくら」を誕生させた高野健一をリスペクトせずにはいられません。
eco URL 2007/12/14(Fri)21:34:31 edit
花ごころからecoさんへ
高野さんのblog、、、勝手にファンで炎上しかけてましたよねー
意見は言っても(書いても)いいとは思うけど、言葉の選択を間違えると、相手を傷つけることがある、、、そういう恐さも考えずに、ネットだからと簡単に書いてしまうこと、気を付けなければいけないと思います。
ましてや、御本人の明るい素敵なblogに書き込むなら、なおのことですよね。

特に物を作る人はデリケートな方がほどんどです。
私がファンだった野沢尚氏が自死された後で、ネット上の掲示板などの批判を、とても気にされていたとを知り、作風を考えても相当こまやかな方だと思っていたので、必要以上に悩んで傷付かれていたのではないかと、悔しく残念に思いました。

高野さんはもう、タンスじゃなくて「にゴン!」のお話を書かれていて、安心しましたよ〜
【 2007/12/15 14:33 花ごころ 】
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名古屋市内で夫と暮す50代。
今を生きる[私]から[あなた]へ、気の向くままに思いをのせて、花びらが風に吹かれていくような、そんなことばのおたよりを綴ります。

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