プロということ 2009/04/13 (Mon)

特殊な電球が切れて、近くの照明専門店へ。
そこは最近、インテリア全般に力を入れていて、
海外家電売場の一番上に、電球コーナーがあり、
とても信頼できて親切な、女性販売員の方がいて、
年に数回しか行かない私も、密かなファンでした。

あれれ、なんか様子がちがう、、、

店内は、またまた改装されていて、電球コーナーはなくなり、
でもまだ在庫があったので、手には入ったのですが、
彼女のことが気掛かりです。思い切って尋ねてみると、
定年退職され、それもあって廃止となったとのこと。
その方にはなんでも相談できて、よそで買った照明でも、電球をもっていくと、
どんな照明器具なのかを当てて、使えるものをセレクトしてもらえたのです。

そういうプロがいなくなったそのお店は、一段とオシャレになったし、
モデルさんのような若い女性がうやうやしく相手してくださるけれど、
私はなんだか、以前のようには楽しくないのです。
100万円のバング＆オルフセンのオーディオセットを見ていても、
200円の電球について、しっかり説明してくれる人がここにはいる、
それが私にとっての、安心感だったのだと思います。
お名前も知らない○○さん、長い間お疲れ様でした。

ひとりの人が、どれだけの信用を得ていたのか、お店はわかっていたのかしらん？
定年なんていいから、後１０年くらいお願いして働いてもらえば良かったのにー
好きなお店がひとつ減って、ちょっと寂しい私の「勝手な愚痴」ですね。