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〜 小さな言葉の花束が、どこかのあなたに届きますように 〜 (SINCE 2006/9)
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前の記事で、サムさんがコメントに
「貴重な経験」と書いてくださったのは、
演出家の方の話のほうなのかな? と、
勝手に空想する癖がスタートしてしまいました。

始まりは、その先生のお名前が
記憶の中で、すっかりすり変わっていて、
検索すると、全く別の、これまた演出家の方が〜
もう、気になって、気になって、でも思い出せず、、、
ネット というより、遭難しかけ?

この先、長旅におつき合い下さい〜

あれこれ、近いと思える名前で、やってみたけど、
手がかりは、やっぱり映画「砂の器」しかありません。
やっと見つけた「1974年版」の詳しいキャスト

当時は、役者をしていた前夫と暮していて(これだけは確かな記憶)
後半のそのシーン、先生が鑑識課技師で、記憶にある?セリフは、
「結果が出ました!」で、振り向きざまの「どアップ」で現れて、
私は食べていたお菓子を、吹き出してしまいました。
(もしや知らずに見たんだっけ? それさえも自信が無くなってきた、、、)
おそらく、関係者に頼まれて、友情出演されたのでしょう〜
色々思い出してくると、先生のことがすごく気になってまた調べ、
最近のお写真(またどアップ)と記事を見つけて、嬉しかったです。
(30年前、私と手に汗握る=をして下さったのはこの先生 10/7記事参照)

「まだへたくそな運転で、申し訳ありません」と信号待ちで謝ると、
「余計なことは、言わなくてもよろしい」と、おっしゃって、、、
今思うと、とっても演出家らしい表現の「お言葉」を頂きました。
役者への「ダメ出し」の時の、凛とした感じとは違って、
「そんなこと気にしなくていいよ」というニュアンスでした。

ちょっとと言うより、かなり脇道にそれるのですが、、、
キャスト表で先生の上の山谷初男さんのプロフィールを調べてみて、
【サイズ】には、笑ったのなんのって、、、
これを見たファンが、スーツを作って靴も贈れそうな豪華データ!

ああ、サムさんのコメントと(いろいろ勝手に解釈して〜)
健忘症と、ネット検索のおかげで、良い「心の旅」ができました。

緒方拳さん演じた警察官は、不思議なくらい、心に残っています。
7日夕刊に「『砂の器』で好人物の警官に扮し」とあって、
この作品も忘れられていないと、私としては嬉しかったです。

桜の花散る中を、歩き続ける「病い」の親と子の姿、、、
主役(加藤剛さん)が、ピアニストということもあってか、
確かこのシーンでも、ピアノとオーケストラ曲がバックのはず?
もう我慢できなくて、20代の私が、泣いてしまったシーンです。
親子が村びとから蔑まれる中、その警官は親身に世話をして、
いくいくはその子供を養子にしようとまで考え、、、
(あらすじも検索するうちに、リアルに思い出します〜)

緒方拳さんと、先生を、また見たいなぁーと、
リマスターの廉価盤DVDを、お買い物リストに入れ、、、

ここで、何も知らずに仕事場のTVで「徹子の部屋」を付けたら、、、
なんと、これまでの緒方さんのVTRが、、、、中でもお母様の話が印象深く、
とてもお元気な方だったのに、「だるい」と訴えられた頃には、
全身に癌が広がっていて亡くなられたことや、
御長男(緒方さんのお兄さん)を19歳で亡くされ、
当初は、あまり悲しそうにしていなかったのに、
ある日電車で、良く似た人を見つけたらしく、
「○○かと思ったけれど、違ってた」と、とても悲しまれたとか、、、

うわー、もうダメ、私、、、自分のことも思い出してしまって、、、
みなさん、ごめんなさい。もう書けません。(ほとんど書いたけど)

緒方拳さん、
私はひとつ、あなたに教えられたことがあるんです。
確かな存在感は、何があっても、消えないものなんですね。
細かなことは忘れる私ですが、抽象的な感覚はずっしりと残っています。

あなたが今、どこにいても、いつまでも「かっこいい男」だと。

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かっこいい・・・
かっこいいのですが、私は今までの作品のほとんどをみていません。ガーン
なにわ金融業の・・・くらいでしょうか・・・

中居くんの砂の器はみたのですが、、、
風のガーデン、見ようっと。。
でんでん虫 URL 2008/10/09(Thu)14:39:04 edit
花ごころよりでんでん虫さんへ
風のガーデン、、、、昨日の昼間にも前宣伝みたいな番組(一応追悼番組になっていて、中井貴一さんのインタビュー入り)があり、その後の「古畑任三郎」でも緒方さんが犯人だった回を再放送していましたよ。
「風の、、、」はちょっとしたメイキング紹介やら、いっぱい見過ぎて、第1回目から、再放送を見ているかのようでした。
でもやっぱり緒方さんが出て来ると、ハッとしちゃいました。
平原綾香さんが、うますぎる「名もない弾き語りシンガー」を演じていて、ちゃんと芝居できていて、感心しました。
今夜もNHKで2本追悼番組があり、録画設定で忙しいです〜
もー、頭の中が「緒方拳」さんで、いっぱいです。
【 2008/10/10 15:18 花ごころ 】
舌足らずで…
ゴメンナサイ

良く妻に言われます
「あなた!今言ったセリフ!
私だから何のことだか分かるけど
他の人に言ったって分からないから!
言い方、気を付けた方が良いわよ!」

それでも花ごころ様には分かっていただけたようで
ありがとうございます!
「貴重な経験」とはまさにその事でした!
(確かに他の方には分かりませんね)

「風のガーデン」は妻が根っからの倉本ファンでして
「絶対見て」と言われております
第一話は録画を昨日見ました
サム URL 2008/10/11(Sat)20:52:58 edit
花ごころよりサムさんへ
いや〜〜驚きました! 我家と全く同じ光景が、
サム家でも繰り広げられているんですねー
(だから、私、わかったのかしらん??
お陰様で、「お金のかからない旅」ができましたぁ〜

私も夫も、倉本ファンで、ばっちり見ました。緒方拳さんのお爺ちゃんが、孫に語る花言葉、とってもよかったです。
奥様にどうぞ、よろしく〜
【 2008/10/12 00:27 花ごころ 】
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花ごころ
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女性
自己紹介:
名古屋市内で夫と暮す50代。
今を生きる[私]から[あなた]へ、気の向くままに思いをのせて、花びらが風に吹かれていくような、そんなことばのおたよりを綴ります。

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